梅とミツバチ

あなたは知っていましたか?梅の実が生るためにミツバチが大活躍しています。
同じ品種の花粉では結実ができない(自家受粉ができない)南高梅は、開花時期がほぼ同じで花粉の多い他の樹の花粉を使って、受粉させる必要があります。
2月中旬になると、梅の花が芳醇な香りを漂わせながら次々と開花します。まるで白いじゅうたんのような景色が広がる梅畑では、梅の受粉のためになんとミツバチが大活躍します。ミツバチは花から花へ、蜜を求めてブンブンと飛び回りながら花粉を運び、梅の受粉作業を行います。
ミツバチが活動する気候条件は、「気温12度以上で風速3メートル以下のよく晴れた日中」と極めて厳しいのです。いくら相手が自然とはいえ、この時期にどれだけミツバチが飛んでくれるかがその年の結実に大きな影響を与えることになり、生産者はただ祈ることしかできません。
残念なことに、最近では安定した結実を考慮して、このようなミツバチに任せる受粉作業が少なくなってきています。ちょっと寂しいですね。